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津浦鉄路

 投稿者:特急あかつき  投稿日:2006年 5月28日(日)22時05分41秒
  通報 編集済
  この車両は、ブルートレインの特別車です。この写真の出展である「続・大陸の鉄輪12」からの引用ですが、「大正12年(民国12年、1923年) 5編成分として、6形式45両がアメリカン・カー・アンド・ファンドリー・コンパニーにおいて製作、デラウエア州のウィルミントン港から船積みされ浦口に陸揚げされている。車種の内訳は、1等寝台車10両、2等寝台車10両、3等寝台車10両、特別1等寝台車合造車5両、食堂車5両、特別車5両で、いずれも丸屋根鋼製2軸ボギー車である。長さは特別車が23.317mであるほかは、すべて22.098mといった長車体で、前後にわたりとおした外帯が腰を引き締めている。外板を鋲締めしたこの車は鋼鉄車であることを表徴するかのように強固な感じを受けるが、各窓は上部にいま一つの半円の窓を設けるなどなかなか優雅な容姿をしている。屋上に着いた通風器は水雷形をしているが、総体的にはやはりアメリカの流れを汲む満鉄の客車と相通じるというか同属的な感じを受ける。標記は腰板中央にワゴンリ車で使っているような、手の込んだ紋章を配し、この両翼に大文字の漢字で津浦、また幕板にはローマ字で、TIENSIN PUKOW とそれぞれ鉄道名を記し、車体下辺およびその両端に輪郭を描いて飾っている。また車種の表示を入り口脇の吹き寄せに漢字、腰の前後にローマ字でそれぞれ記すなどその国際色がうかがわれる。
特別車
後部に露台を設け一見展望車を思われるものがある。腰板の車種を表示する位置には泰山, TAI SHAN と中国五山筆頭の山名を記す。(露台よりには包車の文字が書かれている)など、粋をこらした室内装備と合わせて、優等列車の後尾を飾るにふさわしい形態をしている。ただ本車はプライベート・カーともよばれおり、特別車として貴賓用といった特殊な用途のみ使用されたものなのか、あるいは展望車として一般営業用に供されたか判然としない。しかし、姉妹車5両といったまとまった数量を購入し、5個列車に各1両当配される勘定から推して、一応営業を兼ねた運用がなされたものと思われる。」
なお、この写真と同一の車両写真が、上海鉄路博物館の展示車両の説明にもついていました。この車両は、ブルートレインの特別車ですが、展望車としての一般営業をしていたかどうかは判らないということです。
 
 
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